西敬寺の寺紋

西敬寺のサイト・LINE公式アカウントで使用しているアイコンは西敬寺で受け継がれてきました『寺紋』の一つになります。

 

西敬寺の開基 西敬坊道栄(さいきょうぼうどうえい)は信濃源氏「井上氏」にルーツを持っています。

 

井上氏の家紋は「丸に二つ雁金(かりがね)」で、美しい姿で飛ぶ渡り鳥「雁」をモチーフとしています。古来より「雁」は良い知らせを運ぶ・先祖との文を運ぶなど吉兆の鳥とも考えられていました。また、群れをなして飛ぶ習性があることから、雁金紋には「絆」の意味も込められています。 

雁金紋には、一羽から四羽ほどの雁金で描かれた紋があり、「結び三つ雁金」や「二羽飛び雁」など様々なバリエーションがあります。

 

やはり信濃源氏をルーツを持つ「真田氏」は「六文銭」の家紋が有名ですが替紋として「結び雁金」を使用しています。(2016年に放映されたNHK大河ドラマ「真田丸」では、しっかりと考証がなされこの「結び雁金紋」が劇中で旗に染め抜かれていたり、陣羽織の背中に刺繍されていました。)

 

西敬寺の寺紋はその中でもかなり独特で「三ツ頭合わせの雁金」を「雁木輪」で囲む意匠です。
「雁木輪」も実は「雁金紋」の一種で、雁が仲良く群れをなして飛んでいる姿を図案化したものだそうです。

 

西敬寺LINE公式アカウントのある種「顔」となります西敬寺寺紋のアイコンに「皆様に良い知らせを運ぶ鳥」・「皆様とのご縁を結う鳥」として親しみを持って頂ければ幸いです。